救いを描かれてもその時の「良かったね…」しか残らないような気がしていて、皮肉もなんか小手先のように感じてしまって、こういう真摯に絶望的な作品を観たかったんだなと我ながら思う。ミアが初めて例の手を握る時の、自分から言い出すまでの描写がリアルに嫌で、オーストラリアってかなり日本だな…などとすごい雑に思った。
冒頭のカンガルーによってこれはオーストラリアの映画だということが強く認識できるからか、よくある演出みたいなのもあまり感じなくて新鮮に捉えることができた。特に車内で大声で歌うシーンとか最高だったなー。あそこまで熱唱はなかなかしないが
TALK TO ME
うーんそうか、カンガルーを無下にしたからあの仕打ちというオーストラリアならではのロジックか…