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今日は病院〜。おともはこの2冊にしました。
⚫︎精神看護 2024年1月号
⚫︎カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた/伊藤絵美
 

横道誠さんの論考、やはり面白いし考えさせられる。私が自助グループに関心があるから尚更だと思うけれど。そして認知行動療法について、伊藤絵美さんと横道誠さんの対談があればいいのに〜。ちなみに私は認知行動療法については(まだまだ勉強不足だけど)好きでも嫌いでもないです。自分からやろうと思うなら、取り入れたらいいと思うというスタンスです。以下は、引用〜。

『筆者は頻繁に「まずは環境を変えることを検討して、それが無理なときに初めて、じぶんが変わることを検討してほしい」と呼びかけている。
 いわゆる自己啓発的な思考法の典型とは、「他者と過去は変えられないが、自分と現在点未来は変えられる」というものだ。この認知行動療法にも通底する発想が、難病や障害を免れて生き、健常者として熾烈な社会的競争を勝ち残っていこうとするビジネスパーソンにとって、ヒントとなる考え方だということは否定しない。だか、難病や障害の当事者が、このように考えるのはどうだろうか。(略)そのような考え方で挑戦して、やはり社会の壁に阻まれ、力尽きる当事者がどれだけいることか。』
(精神看護 2024年1月号p.22)

でも他者を変えるのって、すごく難しい場合もあるんだよね。(自分を変えるのも本当に難しいんだけど…)このあたり、いつか横道誠さんに聞いてみたい気もする。
ちなみに私は横道誠さんの開催するオンラインの自助グループに一度だけ参加させてもらったことがあるのだけれど(時間が合わずに一度きりしか参加できてない)、横道誠さんはすごく話しやすい方でした。京都に住んでいたなら、リアル開催の自助グループにも参加してみたかったなぁ。

ぎゃー…引用部分に誤字をみつけた。さすがADHDグレーゾーン(と勝手に思っている)。

× 自分と現在点未来は変えられる
○ 自分と現在・未来は変えられる

精神看護(2024年1月号p.24〜)の柴崎友香さんのADHD当事者としてのお話、めちゃくちゃ面白くてファンになった…。遅刻してしまうとか(私もいつもギリギリかたまに遅刻)、一日にこなせることが少ないとか、すごく共感してしまう。生きるって大変だよな…そうだよなこの世界では色々な特性を持った人が必死に生きてるんだよな…と改めて感じたり。柴崎友香さんの小説は読んだことがないので、今度読んでみよーう。うぉー私も頑張って生きるんだぞー。(しかし、体力がないのですぐ息切れ…)

精神看護、綾屋紗月さんの論考を読んだ。これも読めて良かった。今月号の精神看護、ほんとうに面白すぎる…。発達障害や、自助グループ、当事者研究に関心のある方は本屋さんで手に取ってみて欲しいなぁ。支援者の方はもちろん当事者(利用者)が読んでも面白い内容だと思う。 
そして私は綾屋紗月さんの本が読んでみたくなったのでした〜。

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