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『パスト ライブス/再会』も見ました
happinet-phantom.com/pastlives

ヘソンとノラ(ナヨン)は恋人になる未来もあり得たがそうはならなかった二人という設定だったけど、恋愛についての映画というより人と人との縁のありようについての話と受け取ったので、親が転勤族で引っ越しが多かったせいにしてたけど本当は自分の不義理や不誠実さ、身勝手さのために疎遠になったかつて親しくしてくれた人たちのことを次々に思い出し、恋しくて寂しくてタオルハンカチがびしょびしょになるくらい泣いてしまった
だれか心許せる人と見にきて、エンドロールが終わってもまだ泣き止んでいないのを笑ってもらえたんだったら最高だったなと思いながら、だけどこうして一人で見て一人で感情を片付けているのがなによりも自分らしいし、いま隣にだれもいないことにも焦りや空しさより納得や安全を感じるのが私だなとなったり…
でも、むかし愚かにも手放してしまった縁をもう一度手繰り寄せてみることだって、もしかしたら許されているのかも…

移民の物語としての側面や、洗練された映像の雰囲気も好きだった
けど背景にやたら映り込む恋人らしき人々が、NYなのに異性愛者オンリーぽかったのにはちょっとがっかりしています(見落としてたらすみません)

『パスト ライブス/再会』、フォロイーさんがおっしゃっていた"だから私たちは『鋼鉄紅女』が好き"(引用勝手に失礼します💦)に :ablobbonenodfast: となっている なんと得難い物語だったことか……

『パスト ライブス/再会』でのヘソンとアーサーの関係について言及したPodcastを発見した件(Podcastの内容に一部触れています) 

おなじみの(?)『生活と映画』の今作を扱う回(spotify.link/tJ9oGx3kfJb)で、24:00あたりから木津さんが、自分のことを好きな男性2人が(争うよりも)仲良くなってくれるってめちゃくちゃいい、現代的で、ロマンティック!2人よりも、3人という単位のほうが…!!といったことをおっしゃっていて、ですよね!?!?!?て立ち上がってしまった ああ、『鋼鉄紅女』をおすすめできたら良いのにな……もうご存知か…


この映画、私もすごく素敵な良い映画だと思いましたが、仰るとおり異性愛者しか画面に出てこなかったことは気がかりでしたし、残念だなと思いました。

@gizmothemogwai
こんばんは、共感のリプライありがとうございます…! メリーゴーランドの近くで座るシーンの前に、中年〜高齢の女性(に見える)二人が寄り添って歩いていく姿が少しだけ映っていて、もしかしたらカップルだったのかもなのですが、他の男女(に見える二人)の仕草に比べさりげなさすぎるし、彼女たち以外にはクィアかもしれない人々は見つけられずじまいで… 素敵な作品を撮る監督だなと感じたので、次作での改善を期待したいです


ご返信ありがとうございます。

あのメリーゴーラウンドの前で二人座って向かい合う場面は、この映画の一つのクライマックスシーンなのでなおのこと、その前後でのクイアな視点や登場人物の希薄さが惜しい部分だと私も思います。その方向でもう少し厚みがあればもっと重層的な傑作になったと思うし、この映画の「クイア当事者には薦めづらい」という弱点も補強できていたのにと思います。

セリーヌ・ソン監督、まだお若いのに演出や画面作り(特に照明の使い方)が巧みでオスカーノミネートに相応しい才能の持ち主だと思うので、次回作にはクイアフレンドリーという意味でも期待しています。

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