"当時の補導委託先は今以上に経済的に苦しく、ボランティア制度も整備されていない状況だった。そのため、施設としては子どもたちの最低限の食事を賄うので精一杯で、着替えや文房具などの生活用品も十分に用意することができないケースが多かったようである。かといって家庭裁判所側にそうした支援を行うための予算が名目上存在したわけではないので、三淵さんのように裁判官や調査官が自腹で食料品や生活用品を買って差し入れることもたびたびあったらしい" #虎に翼 https://www.rekishijin.com/39034