"橋本はこの『鬼の筆』で春日さんにアッケラカンとこう語る。「人間というのは錯覚があるのかしら。僕が違うと思った黒澤さんのラストは、すでに僕が第二稿で書いていたんだ。黒澤さんが決定稿で間違えたと思っていたけれど、それは僕がやったことだったんだ」" https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79994
"なかでも最も辛辣なのは、そもそも映画『羅生門』誕生のきっかけを作った共同脚本家橋本忍の次のような意見だろう。木樵りの証言と捨て子のエピソードは黒澤の創作であるが、その加筆部分を読んだ橋本は「問題はラストで、ラストでは私が読み始めから予測し危惧していた通りの――破綻が待っていた。[…]このラストの芝居が浮いている」とした上で、「付け焼き刃」だとはっきり断じている"https://shizuoka.repo.nii.ac.jp/records/9914
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https://shizuoka.repo.nii.ac.jp/records/9914