"驚くと共に感心するのが、一般的に「スター・ウォーズ」(77)だと思われがちなドルビーステレオ(*2)の起点を「スター誕生」(76)と正しく位置づけ、主演/製作総指揮のバーブラ・ストライサンドに証言を求めているところだ。音の包囲が臨場感をもたらすと睨んだ彼女はドルビーラボラトリーズにかけあい、当時最新だったこのフォーマットを採用している。そんなバーブラの勇気と踏み込みを布石とし、近年、優秀な女性サウンドデザイナーが台頭していることへの言及を、じつに説得力あるものにしているのだ" https://eiga.com/movie/93445/critic/