公式発表はないが、Twtter(X)は、認証アカウント(旧Twitter Blue)の一部で政府発行IDと自撮り写真による身元確認(KYC)を進めている。
https://gizmodo.com/twitter-x-verification-government-id-selfie-1850756394
8/17、研究者Owji氏は政府発行IDの提示と自撮り写真提供を求められた。
https://twitter.com/nima_owji/status/1691850092385370483 では
PC Magazineによれば、提供した個人情報はイスラエルの身元確認・管理会社Au10tixが処理する。使用目的は「なりすましの防止を含む、安全およびセキュリティ」。
https://www.pcmag.com/news/verifying-your-identity-on-twitter-will-require-taking-a-selfie
分析・感想:
報道では言及がないが、目的はTwitter(X)が計画中の「スーパーアプリ化」の軸となる金融サービスのためだろう。
今の国際金融規制の下では、マネーロンダリング/テロ資金供与対策として金融サービスの利用者はKYC(身元確認)を義務付けられ、違反した事業者には巨額の罰金が課せられる。金融をやるなら身元確認は必須だ。
金融サービス開始時に一定数のユーザーを抱え込むため、今からKYCを進める計画だろう。
一方、最近のTwitter(X)は信用を失っており、どれだけのユーザーが自分の個人情報をXに預けるかは未知数だ。
@AkioHoshi まあ、ペケに身分証なんて提示する気にはなんないですね。