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note.com/kogu_dev/n/n95b25be05
生成AIを使って「自分が創作した」という気分(著作権とかの話ではない)を得るには、まず生成AIと対話的にがっつり世界設定を作り込んで、その情報をプロンプトとして与えて、生成AIに生成させると良いのでは、という方法論。

この世界創造法であれば確かに、創作気分に浸れそう。

この世界は、よくある剣と魔法のファンタジー世界なのに魔法はなく、超常的現象は「作られた武器に意思と力が宿る」現象のみで、その現象を軸に世界が構築されている点にオリジナリティーがある。

AIが最初に提案した、武器に意思と力が宿る、という設定はありがちで、それだけなら単なるフレーバー的設定に留まるからね。

AIが出したありがち設定から絞り込み、並び替え、組み合わせ、ブラッシュアップしたものであって、AIがズバリな設定を出したわけではないのがポイント。確かに、最低限こうしないと、自分が作った作品だとは感じられないよね。

この世界設定を元にAIが出力する、文章や絵にも、「自分が作った」感が伝播するかは(少なくとも私にとっては)微妙なところかな。

どちらかというと、「アニメや漫画に対する原作者の気持ち」とか「二次創作に対する一次創作者の気持ち」になるんじゃなかろうか。

私の作ってる、小説補完型キャラチャットも、基本的には世界創造法と似た発想だな。

キャラ設定やシナリオは自分で用意するし、その設定からAIにあらすじを作らせるし、会話本文の主人公の台詞は自分で入力する(AIに考えさせることもできる)し、AIの作った文章が気に入らなければ何度でも再試行できるし、なんなら自分で手入力もできる。

とはいえ、この仕組みは、作品を創造した気分に浸るためではなくて、キャラとチャットしたいだけなので志は低い。

自分は人工知能にはあんまり強い興味はないんだが、虚構内の存在に現実世界から干渉する体験に強く惹かれるので、LLMがその道具として大変役に立っている。

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