ワタモテ、文化祭編が始まってからキツくて読まなくなったんだけど、3年以上かけてまだ続いてるらしい…
初期の陰キャあるあるネタ、中期の陰キャが陽キャグループとやっていく話、までは話として成立してたけど、文化祭編は何がテーマなんだろう。陰陽問わず個性的なキャラたちが織りなす青春群像劇、みたいな感じで作品としては没個性化してるとしかおもえんのよな。
ワタモテは、もこっちが歪んでるから面白いのに、真面目に青春やっていっているもこっちに、魅力は全く無い。
しかしワタモテ、13年もやってるんか。2011年の連載開始時には、まだ「陰キャ」とか「コミュ障」ということばすら浸透してなくて、2ch文化発祥の「喪女」と呼称してたんだよなあ…。
まあだからタイトルが「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」なんだけど、モテるかモテないかという話では最初から無いし、というか、連載の半分以上の期間においてもこっちはモテモテ状態だし、今に至ってはタイトルに込められた、他責思考つまりクズ要素も薄れてて、これなんの話?って感じなんよな。
ワタモテって現実世界の時事ネタとか価値観とかを普通に作品に取り入れていくし、その影響も出てるのかもな。陰キャを笑いものにする系のネタ、自虐ネタとしても昨今はちょっとアレやしな。
基本的にギャグ漫画なのに、ギャグ空間に染まらない、舞台装置としての普通の悪役キャラを出してきたのも何なん、って感じなんよな。リアルな性格の悪さで、不快なやつとして描かれているから、読者まで普通に不快になる。
もこっちが抱えた負のオーラが解消されてしまった今、作品のバランスを取るために負のオーラを纏うキャラが必要なのは分かるが、そこはギャグであれよ、って思う。
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