『アキレウスの歌』1章 少しネタバレあり?
当時は「男」であれば出来るべき事がはっきりと存在していて、しかしパトロクロスはそれが出来ない。また、パトロクロスの母親に対しても「花嫁はふつう笑顔を見せたりしないものだ」という一文があった。
男に生まれるか、女に生まれるか。
男らしく生きれるか、女らしく生きれるか。
…そんな世の中に生きる当時の人達は元々形成されている「こうあるべき」で縛られているなぁ。この1章のパトロクロスが、どこか切なく寂しい感じの印象があるのは、自分らしく過ごせていなかったり、生き生きとしていないから?😿
この本の中でパトロクロスは、アキレウスに出会う事や戦いなど色々な経験をするのだろうな。
どこかしらで、パトロクロスの生き生きとした姿を見られると良いな。
読み進めるのが楽しみです。