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自民党しんどう義孝議員のサイト、2006/4/3付投稿。
〈◆ 「法案を上げる」?
委員会で法案を採決することを上がると呼んでいます。今日は何か上がるのかと聞かれ、思わず天ぷら屋さんを想像してしまうような言葉ですが、ひとつには
委員会の審議を経て、本会議に上がる法案という意味を持っています。「お経読み」から「上がり」までが、委員会審議の基本的な流れです〉
https://www.shindo.gr.jp/2006/04/post_60
これの前に、「お経読み」なる言葉も紹介されている。
〈◆ 「お経読み」?
国会における法案の提案理由の朗読等、文章を読み上げるだけの説明を「お経読み」と呼びます。これは、法案の審議を始めるにあたり、大臣がその提案理由等を読み上げる姿を、僧侶の経文になぞらえたものです。確かに平均3分間程の抑揚のない声を聞いていると、うまいことを言うなと思わずうなずけるものがあ
ります〉
さすが当選7回の自民党議員、大臣が読み上げる姿を僧侶になぞらえるその姿に疑問を抱くこともなく「うまいことを言うな」だって。ふざけるな。
「上がり」の話に戻すと、「法案を上げる」は使い方として問題は感じない。それを「天ぷら屋さんを想像してしまう」と思うのは自民党議員だからこそだろうが、ばかにしやがって、と思うわけだけど、「上がり」はニュアンスが違ってくる。すごろくかよという話になってくる。「上がり」と「処理」がくっついたらもう最悪だ。
繰り返しになるけど、自民党や立憲民主党に限らず使っている「用語」なんだろうけど、そういう「用語」が疑問を呈されることもなく使い続けられているということ自体がもうひとの生活との乖離を感じさせる。
自公維国の非支持者で国会情報を投稿するひとが(ほかの政党ではなく)、忙しい日々のなかでも立憲民主党の投稿を参照・拡散することは少なくないと思う。
そこで参照されている意味や意義を、当該政党には考えてもらいたい。