今日6/14(金)の国会、参議院本会議の説明に「上がり法案の処理」という言葉が使われているのが気になっていた。
https://x.com/cdp_kokkai/status/1801179324575572335
検索して見つかったのがこちら🔽
国会ニュース速報 @kokkai_news さんの2020/5/20 9:56 の投稿。
〈【上がり法案って?🔰】
しばしば本会議では、上がり法案を処理する、という言い方が使われます。国会での法案の採決は、衆参それぞれで「委員会採決→本会議採決」となっており、委員会で可決された法案を「上がり法案」と呼ぶようです。そしてこれを本会議で採決することを処理と呼んでいるようです〉
https://x.com/kokkai_news/status/1262910093227589635
「上がり」もいやな響きだけど、「処理」がクソ腹立つんだよ。ベルトコンベアに載せて機械的に片付けて「はい、できあがり」って感じの響きが。
法律というものはひとの生活をしばり、ひとの人生を左右する力をもつものだ。委員会採決を経て本会議で採決されるというプロセスにだって本来は意味があるはずなのに。何が「上がり」だ、何が「処理」だ。
議員やその周辺の独自用語なのだろうけど、これを政党の公式アカウントがツイートでそのまま使うところにはすけてみえるものがあるよ。
「上がり」の話に戻すと、「法案を上げる」は使い方として問題は感じない。それを「天ぷら屋さんを想像してしまう」と思うのは自民党議員だからこそだろうが、ばかにしやがって、と思うわけだけど、「上がり」はニュアンスが違ってくる。すごろくかよという話になってくる。「上がり」と「処理」がくっついたらもう最悪だ。
繰り返しになるけど、自民党や立憲民主党に限らず使っている「用語」なんだろうけど、そういう「用語」が疑問を呈されることもなく使い続けられているということ自体がもうひとの生活との乖離を感じさせる。
自公維国の非支持者で国会情報を投稿するひとが(ほかの政党ではなく)、忙しい日々のなかでも立憲民主党の投稿を参照・拡散することは少なくないと思う。
そこで参照されている意味や意義を、当該政党には考えてもらいたい。