『不適切にもほどがある!』の話(加害者の氏名や発言に言及する)
そういえば、先週の『不適切にもほどがある!』であるキャラクターに、ジャニー喜多川の口癖を模したセリフを言わせていて、番組中で何も言及されることなくそのまま流されていた。それOKにしちゃうんだ、今。
1986年時点で「も」テレビ局が“共犯”となっていた性加害が問題になったはずで、それはいかに1986年当時の云々を持ち出したところでミリも免責されないはずだが。
1986年当時のような「昔」を2024年時点で懐かしむような輩がそうした性加害を温存させてきたのだ、みたいなことを言いたいどころか、むしろ「昔」を懐かしむ気持ちを肯定するような回でのあのセリフをするっと出してしまうんだ。けっこう怒ってる。
『不適切にもほどがある!』は、テレビ局の内輪ノリをすごく感じる。ポリティカルコレクトネスくそくらえと思っているだろうテレビ局ものドラマとしてみるとしっくりくる。決しておもしろくはないし、テレビ局の内部の人間があれがおもしろい、あるいは「よく言ってくれた」みたいな感じなのだったら、ばかじゃねえのとしか言いようがないが。
2つ目の投稿をCWにしたのに、1つ目の投稿冒頭でおもいっきり加害者の氏名を引用してしまっていたので再投稿しました……レスポンスくださった方申し訳ない