今日の荻上チキSession、被災地で支援活動などにあたっている方が複数名電話出演して状況を語っておられたのだけど、口をそろえてトイレの不足を挙げていた。水が止まっているから流せない、凝固剤も足りない、水が出ないから手が洗えない……。
番組終盤には、いま珠洲市に向かっている津田さんが電話出演したのだけど、津田さんが帯同している災害支援NPOでは、トイレの問題に対処するため猫トイレの砂を調達したのだそうだ。固まるタイプの砂なら確かに使えそうだ。でも猫の飼い主としては、「その需要で実際の猫のトイレの砂が不足したりしない??」というのは気になった。
半島で、道路の多くが機能してなくて、水が止まっている状況で、安心して用を足せるトイレを準備することの難しさはあるのだろうと思う。けど、そういう可能性を考慮して万全の備えをしくのが国の役目じゃないのか。
トイレはひとの尊厳や安心感に直結するし、健康にも影響する(我慢する、トイレを気にして水分摂取を控える、手を洗えず衛生状態に支障が出るなど)。災害への備えの中でも、優先順位を超高くしてあらゆる事態に備えるべきところのはずなのに。
2024年になってもなおこんな状態にしている自民党の政治、本当に許せん。
避難所トイレ「もう限界」 道路寸断、仮設配備遅れ
(共同通信、2024/1/5)
@muku_dori_dou
私もそう思います。こんな時に誠に不謹慎ですが、次の大災害でも繰り返します、愚かな政府のまま愚かな対応を、市民の政治に対する意識が変わらなければ。
大災害の後の選挙の度に思ってきました、ああ、また、まだ変われないんだ、って。
@Panda
避難所がひどすぎる、ペットの同行避難が難しい、避難所で加害行為が起こる、被災地の救援がボランティア頼みになる……こうしたことへの批判、災害のたびに繰り返されていますよね。
もちろん、よくなったところがないわけではないでしょうけれど、災害が起こったとき、そうした批判が不要でないときがない。
もしかしたら次に避難することになるかもしれない一人として(も)、そういう状況に心底うんざりしますし、いい加減にしろと思うのですが、「がんばってる政府の足を引っ張るなんて」みたいな声(の小さくなさ)を見ると、怒りと落胆が大きいです。
@muku_dori_dou
本当にそうですよね…
旧ツイッターはおかしな意見を言う人が目立つようになったみたいですが私はもうあまり見ていないのでよくはわからないのですが。
そして、旧ツイッターなどのSNS を積極的に使わない、政治や社会や世界情勢にほとんど興味を示さない人が選挙にも足を運ばない人だと私は考えていて、SNSでおかしなことを言っている人よりも更に問題な人達だと思っています。きっとその人達の変化が政権交代につながる。はず。なかなか動いてくれないんですけど…😢
避難所で起こっている加害行為について(加害行為の内容に関する記述があります)
避難所で、仕切ったスペースの中に無断で侵入し妊娠中の方の腹部をさわったやつがいるそうで、妊娠された方の家族がTwitterで訴え、「自分で」できる対策がないかとアドバイスを求めている。1/3 16時前時点の書き込み。
そもそも仕切り自体もご自身で用意された簡単なもの、家族が離れて1人になったときの侵入、スタッフに報告したら「証拠がない」と相手にされず、対応を重ねて求めてようやく周囲の見回りをしてもらえることになったものの、そうしたやりとりを(今度は)録音しようとしたらスタッフに「プライバシーの問題があるから」と録音を止められる………
加害行為および二次加害のチェックリストがあったら満点がつきそうな状況が現在進行形で起こっている。
「ひとに無断でさわってはならない」「スペースを侵害してはならない」といった最低限の人権教育が欠落している背景を置いといて避難所運営についてだけ考えたとしても、設備というハード面だけでなく、地域の人間に(簡単なマニュアルのみで)まかせるというソフト面、仕組みに問題があるのは明らかで、こんなの仕組みづくりでいかようにも防げるはずなのに、2024年の日本、まだここ。怒りが止まらん