日本の障害者就労支援制度というのは、支援事業者には一人障害者を受け入れるごとにお金が入るけれども、当事者に対しては事業所を介して最低賃金なり、工賃なりが支払われるようになっている身もふたもない言い方をすれば、健常者が間にはいって就労の場、社会での居場所を提供するという名目で中抜きされていて、障害当事者とその家族に手渡されるお金が減るわけです。(それどころか事業所利用に障害者が使用料を払う)
というのが生活保護を利用しながら就労継続支援で働いている私の実感です間違ってたらご指摘願います。
障害者の支援をするなら、就労できなくても直接当事者や家族にお金を渡してピンポイントに手当すればよいと思うんだけど、それはない(といって、私はベーシックインカムには反対なのですが)
障害年金にしても誰でも受給できるわけではなく、私みたいに後天的に障害を得た場合で年金未納期間があったりすると要件を満たせないし審査も厳しい
では世帯分離して働きながら生活保護利用すればいいのかといえば、世帯分離自体が難しい障害者はどうすればいいのかという話にもなる(生活保護は個人に対してではなく世帯に支払われる)
とはいえ現状はこれでやっていくしかないし、おおむね制度は良く機能しているとは思います
ただ、運用の問題はあるんじゃないかと思っていて、よく問題とされる生活保護の水際対策とか、福祉制度を利用することに対する根強い偏見とか、制度利用にたどり着くまでのハードルの高さは何とかならないものかと
何か情緒や道徳などで「空気」を醸し出して解決しようって保守~右派の人たちは思うらしいんだけどそうじゃないと思うんですよね足りないのは制度の周知と使いやすさだと思う
だって私が精神やられてて家庭環境が酷くて、働けないけどどうにか自立したいって行政に初めて訴えた時、一言も「生活保護利用して世帯分離すればよい」と指導されなかったんですよ生活保護利用という手段がある事を隠されてました
知ったのは病院に罹ってケースワーカーと相談し、自立には何が必要なのか、どんな制度が利用できるのかと学んだ後でしたそれまで10年ぐらい家庭の地獄の中にいた
10年の間、精神科クリニックに通って一時的に良くなったら働くを繰り返していたけれど、当然ですが家を出るだけの貯金は作れず、震災を境にして病状が悪化、それでも働き続けようとして限界が来ました精神科に行政命令で措置入院になった(強制入院です)
今は独りで自立して暮らせているから結果オーライだけど、当時を振り返って思う事は多々あります人権をいったん剥奪されたわけですから
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それまで10年ぐらい家庭の地獄の中にいた