西美における作家の抗議活動しびれた。宙に向かってシュプレヒコールを上げるんじゃなく、局所的な事柄であっても、自分の領分で相手に面と向かって抗議したわけで、こういうやり方があるのかと思った。なんといっても時機がよい。西美がこれから現代作家たちと美術館を変えていこうというテーマの展覧会のオープニング。そこで館のオフィシャルパートナーである企業を批判をするのは、これからの美術館の在り方を一緒に考えようという西美への応答でもある。現代と接続された美術館に変化するってこういうことだと見せてもらった。批判であると同時に美術界の人間としての内省なんだと思う。
私もパレスチナに関して何か行動したくて、たとえばデモに参加するのはどうだろうと思ってたんだ。だけどデモについて調べるとどうしても反米反イ反政府のイデオロギーに繋がっていることが多いようで、自分の主張に合わないから、結局なにもしていなかった。西美の一件を見て、連帯せずとも行動できるんだって思わされた。
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