相模原事件を考える~公判を前に
被告と面会した牧師の奥田さん いま伝えるべき言葉とは
https://mainichi.jp/articles/20191213/k00/00m/040/313000c
>>つまり、なにかにかぶれたわけでも、外国からの輸入でもない、日本生まれのナチズムなんですよ。
>>僕は植松君が「生きる意味がない命」って言ったのは、時代のことばなんじゃないかと思いました。
>>面会時に、ようするに役に立たない人間は死ねと言いたいのか、という質問を投げかけると「生かしておく余裕はこの国にない」と答えました。最後の質問で、君はあの事件の直前、役に立つ人間だったのか、と問いかけると、彼はちょっと考えて「あまり役に立たない人間だった」と返してきたんですよ。事件では、彼が生きていい命とだめな命の分断線を引いたように言われるけど、彼は一歩間違えば意味のない命になる分断線の上を綱渡りのように歩いてきた若者なんじゃないでしょうか。生産性があるかないか、自分がどう見られているか、それにおびえてきたんじゃないか。