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暮しの手帖 第5世紀32号 「虎に翼」対談を読んだ https://www.kurashi-no-techo.co.jp/honshi/c5_032.html 

航一の罪悪感の話で、
脚本を書いた吉田さんが、戦争の被害だけじゃなく加害の面にも目を向ける必要性や、
いま必死で食い止めないと、いつまたこの国が戦争を始めるかわからない危機感を強く持っているんだなというのが伝わってきた。

でも虎に翼の感想で「戦争はクソだと(改めて)思いました」というのを度々見るけど、それって、優三さんをはじめとして大切な人を戦争で亡くしたことを指して語られることがほとんどだよなと。
そして、戦争はクソだと思った人のどれくらいが、今の日本に危機感を抱いて行動しているのかなと
(もちろん行動していますって人もたくさんいるだろうし、私も偉そうなことを言えるような人間ではないけど)

まぁ虎に翼の戦争に関しての描写はイマイチだなと思ってるので、視聴者の反応はさもありなんという感じではある。

作品のメッセージの受けとめ方は視聴者の問題だし、
社会の問題を全部「虎に翼」に負わせるものでもないと思う。

ただ虎に翼という意欲的な作品があれだけ人気出たのに対して、社会の空気感とギャップを感じて、もったいなと思う

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