映画「カラオケ行こ!」観た① 

原作からして面白い上に、カラオケシーンをキャストのみなさんがコミカルに歌っているので、何度も観客の笑い声がこぼれた

とにかく綾野剛が狂児を魅力たっぷりに演じてて、わるいわー

映像になると「紅」の前奏の長さをより感じる(笑)

聡実が「紅」以外の曲を勧めて、それを練習するも、間に必ず「紅」を入れるというコミカルなシーンがあったんだけど、舞台挨拶でご本人が言うには、「紅」を歌うとき狂児は必ずジャケットを着ているらしい。気付かなかった。監督としては「別にそこまでしなくていいんじゃない?」という感じだったらしいが、綾野さんがこだわったそう。

クライマックスの、聡実が狂児のことを思いながら歌う「紅」、とても良かった

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映画「カラオケ行こ!」観た② ※がっつりネタバレあり 

原作が1巻分しかないということもあって、かなりアレンジされてるんだけど、エンドロール後のラストシーンだけはイマイチだった
原作だと、3年後大学進学のため東京に向かおうとする聡実と再会した狂児が、それまで連絡なかった理由として「聡実くんの青春をこれ以上オッサンで潰すのも可哀想やなぁと思って…」「ほんまは会いたかったよ すごく」と話す台詞が、まるっとなかったのがとても惜しい…
あとこの再会が続編「ファミレス行こ。」につながるので、そちらも映画化につなげるためにも原作のとおりの方がよかったのでは。
双方の宣伝のために、「ファミレス行こ。」を意識した2人の(本編では出てこない)カット公開してたのに、そのあたりちぐはぐでよくわからない…

あと合唱部が過去に金賞とって全国行っていた設定になっていて、そのわりには合唱部の活動姿勢がゆるくて、部長が突然練習抜けたりずっと休んだりしていても大した言及されないの不自然に感じた。
後輩の和田が聡実に対してフラストレーションを溜めていく姿を描く意図はわかるけど、コンクールの結果に対してきちんと反省しないのかと問う和田の指摘は全うだと思うので、そんな彼を浮いた存在として描くのはどうなのと感じた

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