族長の秋他六篇を読み終えてから読み始めてた本、読み終えたんだけど、もぅなんて言うか、笑えないけどこういう理不尽な事もラッキーな事も、数珠つなぎというか、つながってるのかもしれないと思ったり。本人にとったら「最悪」「お先まっくら」と思っても、誰かにとっては「ラッキー」だったり、「いや、ただの迷惑!!」だったり。
物語の展開の仕方もたくさんの視点が切りかわるから、飽きないけど、疲れることもあって。読み始めの頃や読む前に思ってた「面白そう!」っていう感覚は、ちょっと違ったけど、まぁ、でも、ちょっと前向きになれる感じもあったから、良かったな思った。