ハッピバースデートゥーユー♪の歌は、英語では「ハッピバースデー、ディア、○○」、日本語では「ハッピバースデー、(ディア、)○○さん」、などと歌われるが、私の知っている限り、タイとベトナムでは「ハッピバースデー、ハッピバースデー」と繰り返され、祝われている人の名は入れない。
なぜかというと人称代名詞が相手との関係性によって変わってしまう文化だから。祝われている人が Xさんだとして、パーティの参加者Aにとっては「X兄さん」だったとしても、参加者Bにとっては「弟X」だったりするし、参加者Cにとっては「Xおじさん」だったりするから。英語のように誰でもファストネーム呼び捨てとか、日本語のように誰にでも使える「さん」があるとかの文化ではない地域ではあの歌は歌いにくいのだ。韓国なんかでもそうなっていそう。
@Tonbi_ko
名前を入れる箇所が元歌とは違うけれど。それから、韓国語には、日本語の「~さん」にあたる「~씨」があるので、それを使う場合もあるみたいです。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/147a0ee2332033ef8042375758a5e77f012f3f01
@minzimt そうですね、韓国語は「~氏」がありますからねえ。ベトナム語のいちばんフラットな二人称の bạn はかなり余所余所しい言い方なのだけど、韓国語の氏はそうじゃないんでしょうね