文化が消費されるものになったことと消費する余裕がある層が減少したことのダブルパンチですよね。今候補者が文化に言及するのは反感を買うリスクになってしまう。

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政治家の側が文化を消費する側の育ちだってのは大きいですよね。大文字の文化しか知らない。

田母神の回答に典型的だけど文化の名にふさわしいのはどれかっていうジャッジを知らず知らずのうちにしてしまう。それで経済が大きなイシューになると文化に言及できなくなっていく。

本来文化の高みを支えるのは教科書にも載らないし採算も関係なく作り出される長い裾野で、そこには経済だけではなく表現の自由だったり基本的人権だったりが強く関わってる。

英国が経済がダメな時こそ良い大衆文化が生まれると言われてきたのはそういうのがあったんじゃないかと思う。繁栄の徒花としてしか良いものが生まれない日本とは違うんだなと思ったことがある。

蓮舫が言ってる「若者支援」「多様性の支援」は実現したら結果として文化的な支援になるだろうという予感はある。それが本人の意識にのぼらないのかあえて言わないのかはわからない。

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