「講談社文芸文庫」は、なぜ「文庫なのに高価」なのか? その装幀に隠された「秘密」と「思想」(水戸部 功) | 現代新書 | 講談社(1/7) gendai.media/articles/-/103390

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@nigellanoire
菊地信義亡くなってのかあ、どころか、文芸文庫の装幀者が誰か…って立ち止まって考えたことがありませんでしたので、とても面白い記事でした。ご紹介ありがとうございます。

何かいろいろ文庫増えたよなあブツブツなんて呆れていた時代、こうして振り返ってみると、何だか贅沢で、文庫が手軽な娯楽だった文化も今や遠ざかりつつあるのかも。。

初めて買った文芸文庫はきれいな桜色の安吾の『桜の森の…』だった気がして奥付を見ようとしたら見つからず、ありゃりゃ手放したんだっけ、と、朝から無駄な狼狽。

もう蔵書を代々引き継げるような余力も子孫も自分にはなく、前回の転居で大方手放しました。かといって装幀みたいな楽しみを欠いた電子書籍は味気ないとボヤいていると、「くだらんフェティシズムだ」と、同居の友人に批判される始末。

学生の頃、高価で手触りのいい文芸文庫を思い切って買う時のワクワク感、思い出してせつなくなります。

私は講談社文庫が登場した時の新鮮さにワクワクした記憶のある世代ですが、初代デザインが亀倉雄策だったのは全く気づいてませんでした。そして菊地デザインへの切り替えがそうとう「思い切った」ものだったという話も興味深く読みました。シリーズ全体の設計って長期間すごいボリュームで流通するわけですから、大変な仕事ですよね。

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