#文学フリマ東京 #文学フリマ東京38 新刊、インド世界幻想文学『蜜蜂よ、夜々を遊行せよ』
盲目の小人行者の語る18世紀インド
あなたを慰めるためには語らない
B6、192頁、14万字
WEBカタログ(詳細)https://c.bunfree.net/p/tokyo38/36920
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第一夜 女神殺し(西部)
ラージャーたちの沙漠の大地ラージャスターン。蜜蜂の運ぶ花籠に乗って、ヴァーマナと呼ばれる行者たちがある貴婦人のもとにやってくる。彼女に染色工の女たちの物語りをすると、彼女が吐き出した珠は「物語りの外」を語り出し……
第二夜 七重の都(北部)
行者がたどり着いたのは、白大理石の廃墟。そこは死が積み重なってできた七重の都。ギリシア人女護衛が二千年守る廟には、寵童に裏切られ、目から血を流し続ける皇帝。
第三夜 翼は雲に(ネパール)
昔、山には翼があり、自由に空を飛んでいた。しかし神の雷によりその翼は──
第四夜 逸名画家の機織鳥(東部)
スコットランド系イングランド人の種苗商の娘は、年上の甥とともに東インド会社領インドを目指す。
第五夜 語れ、宵闇のラーガよ、照らせ(南部)
寺院や宮廷で歌舞で奉仕するカーストの踊り子は、声楽の稽古で、身分高い天才歌姫に出会う。