いわゆる「Fラン大学」にも務めていたけど、偏差値60台の大学で教えるときと、授業の目標や内容を大きく変えたことはない。変える必要がないから。教師を目指すという意味では、必要なことはどこの大学でも変わらない。学生同士のディスカッションも、似たところでつまずくし、盛り上がるときは盛り上がる。就職した学生には、楽しそうに教員をやってる人が何人もいる。

既有知識や瞬間的な暗記の力はちがうかもしれないけど、それは大学での学修の最大の決定要因にはならない。たぶんほかの教員にも、「Fラン大学」だからといって「手を抜いて」授業している人はあまりいないんじゃないかと思う。「Fラン大学」にいる学生も胸を張って学べばいいと思う。

「「Fラン大学」は、日本の宝よ。まず学生像から確認したいのだが、「Fラン大学」に入学する学生が特段頭が悪いと感じたことはない。「大学受験に興味がない」という印象。地頭は悪い奴もいるが、良い奴もいる。地頭が良いやつは経営者になって数千万稼いだり、ぽろっと一流企業や勢いのあるベンチャー企……」
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もし偏差値による授業のちがいがあるとしたら、いわゆる高偏差値の大学の方が「するどい質問」が来やすい気はする。「いまの話、……って授業でこう聞いたんですけど、同じ課題ってことでいいですか」とか、「いまの話、……って文献でこういう話を読んだんですけど、先生どう思いますか」とか。こっちをいじめようという意味じゃなくて、純粋に思考を深めるために聞いている感じ。予想外の角度からコメントを求められるので、まったくもって油断ならない。笑

こういう「点が線になりやすい」感じはあるけど、同じことはどの大学でも感じることはある。やっぱり本質的なちがいにはならない。

授業の成立しやすさでいうと、偏差値よりも「雰囲気」の方が大きいよね……笑 斜に構えて見てきたり、できるだけ最小限の労力でこの場を乗り切ろうとしている人が多いと、やっぱりうまくいかない。でもそれは「偏差値」とはあまり関係ない。

というわけで大学生のみんな、みんなは教員がヒヤッとするような「つながる質問」をいっぱいしような! たぶん大学の教員はそういうのが好きだから、ノリノリで教えてくれるぞ! たぶんみんなも楽しいぞ!

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