BTした是枝監督との対話、記事に対する仲岡しゅん氏のコメントまで含めてワンセットな感じがした。
あと、是枝監督がこの10年で、オープンエンディングに対して結末まで描かないでずるいと批判されるようになった、と言っていて、私はテーマを問わず一般的に「オープンエンディングの(と捉えらがちな余白のある)映画」は、鑑賞する側に作品を振り返って考えるという行為を要求するのでとてもよいと思っているから、批判する側に反発を覚えてしまう。『怪物』に関しても「テーマ的にもっとわかりやすいラストじゃないとダメ」という意見があるなら、それはちょっと違うと思う。