酒場で終電を逃してしまい、仕方なく拾ったタクシーの運転手さんがハードコアな維新支持者の、ちょい年上のおっさんだった。もとは大阪で運送をやっていたらしく味のあるイントネーション。
そんなところから話が広がり…
ディテールはややこしすぎて書ききれないけど、府政、国政のあれこれに関心を持ってよく理論武装している人で、こまごまとした話がなかなか面白かった。
直接的な物言いをふんわりと回避する関西弁の話法はいいなと思った。
こちらも先方のペースに釣られて、野暮ったいダイレクトな物言いを(話下手なりに)避けながら、なんとなく互いに質問の応酬に。相手がどう切り替えしてくるのかな、みたいな会話の面白さ。
路肩に車がとまり、支払い。「お客さん煙草吸います?」というので何かと思ったら、運転の一休みのついいでに立ち話でもしようかと。
面白くないわけでもなかったので誘いのって立ち話。
一応、最後に、運転手さんにはバカだと思われるかもしれないけどと前置きしつつ、自分が普段どの政党に投票しているか伝えてみた。
それはそれで筋が通っていて自民党や立憲民主党いよりはよほどいいとうなずかれて、そうですねと中途半端な相槌でおしまい。