武満徹「系図:Family Tree」
デジタル前夜の日本の現代音楽の到達点のひとつだと思う。
詩は谷川俊太郎。この朗読者もとてもいい。
キッチンドランカーの「おかあさん」のところで飲みたくなる(で、飲む)
何かが上向きに(あるいは下向きに)激しく変化していく過程で起きる大きなコンフリクトが控え目な音と言葉とで描き出されているけど、これはもう失われてしまった風景のような気もする。そのコンフリクトの後の今はただのボロボロ──と思ってしまうのは自分が老いつつある証拠かも。
これ初めて聴いたのもう25年も前かー(MDに入れて通勤電車で聴いていた)
聴き終えたら休憩おしまい
https://www.youtube.com/watch?si=ODvZ1VzNrOV_RYlg&v=sZ7N9QKNnuw&feature=youtu.be