デザインは人々を誘導するものなので、その技術を悪用すればそりゃなんだってやりたい放題になっちゃいますよね
ということで気になるこの本『RED ヒトラーのデザイン』松田行正 著/左右社
https://note.com/inumaro/n/n04436da0df59
デザインに留まらず、宣伝広告の技術をナチスが駆使したのは有名だけど、となると世界屈指の広告代理店と手を結ぶどこかの国の政権がやっぱり恐ろしい今日この頃
これだけいろいろ氾濫しまくっている世の中になると、今目にしているのは一体何を目的としたデザインなのか、というのを見抜く目を育てないと呆気なく絡め捕られて地獄落ちとなる
狡知だなあ… どう抗えば?
物事の単純化、という側面がデザインにはあるので、その単純化が悪意を持って用いられたときは地獄の窯の口が開く
回りくどい間接的な摂取ではなく、局部にガツンと直接作用するように単純化された劇薬を、社会はずっと摂り続けているんじゃないか?
ということで、やっぱり自分は何も分からないなりに、分かり難い方、もっと分かり難い方へと触手を伸ばしていきたいと思う
これはもはや護身術の一種ではないか?
護身術としてのアート、なんて本のテーマとしてどうでしょう? 誰かいい書き手がいそう。探して企画化してみようかな