ケルアックの『オン・ザ・ロード』をたぶん四半世紀ぶりに開いたら1947年のケルアックはニュージャージーのパターソンで燻っていて、それはまさに40〜50年後のオスカー・ワオが燻っていたのと同じ街だったということに気付いた。福田実訳の『路上』では「ニュー・ジャージー州のペーターソン」となっているけどホーホーケンもホボケンだし、たぶんパターソンのことだろう
パターソンといえばジャームッシュの『パターソン』が最高に甘く切ないのであれもまた観たいな、映画だと街の景色もよく分かるのでまたケミカルリアクションが生まれそう