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『みんなが手話で話した島』
ノーラ・エレン・グロース

遺伝的に聾唖の人が多い島の話です。聾唖でない人も島民みんなが自然に手話を身につけた事で島全体が円滑に回っていた実話。聾唖であったかどうかが個人の特徴として印象に残らない社会のあり方を見ると、障害は困難の無い方の集団が作っている壁だなと改めて感じました。

今の日本だと、なぜ少数派のために私たちが学ばないといけないの?という空気なので壁を減らしていくのは難しいですね。

帯を見て本を手に取ることはほとんどありませんが、この本は帯に円城塔さんのお名前があってつい、でした。

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