こういう制作にあたっての各工程のあり方というかデザインみたいなものは、出力される作品によって最適なかたちが違うだろうし、とはいえ共通する部分もあるだろうから、海外も含めた色々なスタジオのやり方を知りたいと思った。大学や専門学校のアニメ専攻だと講義があったりするのかな。対談を読んでいると宮崎駿はじめ所謂「神」は普通の人間ではないので、「神」におんぶにだっこのやり方じゃあそりゃダメだよなとも思った。受け手としては、それなりに優れたスキルのある人たちが8時間労働の範囲でうまく回せるシステムを作ってほしい。
あとこれは全く個人的な問題意識として、小説書く時に、もっと構想ねりねりの段階から言語化したいな(そうしないと体力とメンタルが持たない)という気持ちがあったのですが、アニメ制作になぞらえると「絵コンテと(特に)レイアウトの工程をブラックボックスの外に出したい」ということなのだなということがわかってスッキリしました。