FF12って、それぞれの立場としがらみを抱えつつも、その時点の最善を模索しながら結末に向かってゆく成長の物語で、単純明快ではないが故分かり辛い判定されがちです。2006年時点のコンテンツ嗜好がどうだったかは存じ上げないけど、昨今は様々な分野で物語の単純さ分かりやすさが最優先される中にあって、ままならぬ現実にも似ていて、歯応えもあるストーリーは私好みです。