めちゃくちゃおもしろい話だった、この動画。
日流語と韓国朝鮮語、アイヌ語の関係について、おれ史上もっともスッキリとした見通しが立った。
やっぱボビン先生の議論は大筋で合ってて、かつそもそも日流語族と朝鮮語族の言語は同根のトランスユーラシア諸語の系統に属するものだったと考えればいいわけだ。
まあしかし、やはりトランスユーラシア「語族」とは言えないよな。音韻論的にも、考古学や分子人類学が示唆するシナリオ的にも、系統樹的な比較的シンプルな親子関係は成立しえないんだから。
トランスユーラシア「諸語」としか言い得ない。
https://fedibird.com/@lovesausage/113213164604156776 [参照]
ジャポニカ米の稲作は長江文明で始まるわけで、現地に残存するその担い手の子孫であるイ族の人々は、サイノ・チベティアンの言語を今は話しているんだけど、昔はもっとオーストロネシア的要素が強かったということなのかな。そうであればとてもとてもスッキリするんだけど、サイノ・チベティアンについて全然知らんからよくわからぬ。