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食事を改善したくて、いや正確には、どこまで食事を減らしても大丈夫か見極めたくて、オーガスト・ハーゲスハイマー氏『食事の科学』2017を読んでいる。

よく商品の包装に表記されている「カロリー」は、人間が食事して消化した後に利用できるエネルギー量ではない。その食べ物を単に燃料として見た時に、どの程度のエネルギーになるか、という数値で、何の意味もないらしい。必ずしも「カロリーが高い」=「太る原因」ではない、とのこと。「ゼロ・カロリー」の商品でも、消化後には過剰なエネルギーになる可能性がある、ということ。

肝心の食事に関してだが、良質の脂を積極的に摂取する方が良いとのこと。悪いのは「酸化した油」と「化学的に加工された油」で、身体に良い油は不要であれば、体外に排泄されるとのこと。身体に脂肪として残るのは、実は糖質で、1回の食事で摂取する量は、自分の握りこぶし大程度の量で十分とのこと。野菜も加熱しすぎると、糖質の塊と化してしまう。食べるなら、生の方がいい。ただし、マヨネーズは、上述の「化学的に加工された油」に分類されるので、避けた方が良い、とのこと。

栄養が必要な成長期ならともかく、成人した人が、どんどんカエル体型になるのは、間違ったウソが流布しているからだ、と分かった。

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