中殿筋を痛めた。音楽を聴きながら没頭して走るのは良いのだけれども、痛みに鈍感になって、身体に無理をしていることに気づかない、というデメリットもあるのかと。ちょうど、コーヒを飲んで疲れを感じる物質を検知できない状態に似ている。
お気に入りの曲で、プレイリストを5時間分、作成したのだが、そんなに走っていたら、身体が壊れてしまっていただろう。地道に基礎的な身体の強度を向上させてゆくために、わざとマッタリと走った方がいいのだろう。外に出ると、「競争したがる民族」がいるので、鼻っ柱をへし折ってやりたくなるのだが、無視した方が自分の身体には良いと改めて思った。他人との比較や勝負は、自分を消耗させるだけ、という事実に。
これは別に走ることに限った話ではなく、何事もそうなのだろうなと感じている。資本主義という、過度な競争を促す仕組みの中で、勝てれば楽しいかも知れないが、負ければ面白くない。そんな仕組みと SDGs という牧歌的な目標が両立しようハズがない。どこかでウソをついているヤツがいる。それでも推進するのは、得するヤツ、金儲けするヤツがいるからなのだなと。必ずしも、世の中を良くするために物事があるのではない、と。