とりあえず、今朝は5時前に起床して1時間ほど走る気になれたので良かった。ちょうど1時間くらいなので、ジャッキー・チェンの『ポリス・ストーリー』と、ナルトの『Strong and strike』の辺りだった。
映画やアニメの曲は、特定の映像が頭に浮かぶのが良い。自分が主人公になったような「勘違い」が脚を加速させてくれる。「今、いちばんカッコいいところだ」なんて、勝手に頭の中で私が思っているなどとは、すれ違った人たちは知らないだろう。そういう没頭感がいいんじゃないかと。
走ることのみに没頭するために、敢えて曲を聴かないで、自分の呼吸のみに集中していた時期がある。明らかにタイムが違う。気分を高揚させる曲があった方が、やはり良い。寒い中、走ることが苦行ではなく、何やら「カッコいいこと」を実践してきたような気になるのが素晴らしい。そういう自己満足を得るだけで十分だなと気づけた。