『侍タイムスリッパー』観ました。(以下ネタバレ含み)
「またオーソドックスな作りの映画やなあ。」と思いながら観てたら"徳川幕府後140年"とかみんなガラケー使ってるところでようやく20年ほど前の設定であることに気がつく。そうか,時代劇の連続TVドラマがまだ少ないながら残っている年代に合わせ込んでるのか,と思った途端,なんか泪目状態に。
話も殺陣もそれまでとコントラストが濃く重くなる終盤は,心地よく引き込まれて本当に良かったと思います。
ちなみに撮影に真剣を使うという展開は,私が高校生の頃でも撮影中の死亡事故で問題になった作品もあったしもっと前なら『切腹』なんかも真剣使用で有名なので"あるかもしれない範囲の無茶設定"としてサラッと受け取ってしまいましたが,今現在ではあまりに荒唐無稽なコメディー設定として見たりピンとこなかったり,てことになるんでしょうか。実際どうなのか知りたいところではありますね。