個人の金持ちなり私企業なりがいくら広く是非を問いかけたところで、出た結果に従って何らかの決定をなし、それに伴う行動をするというコミットがなければ、所詮なんの意味もないことなのだろうし、そういうコミットをしなければならないと決めておき、その決まりに従うということが、民主主義の根本にあることだと思うが、今そういうコミットメントは、ある種の人々にとってやはり全く意味のないものになっていて、それは例えば、2020年のアメリカ大統領選挙の結果に対して、ドナルド・トランプが行ったことであり、更に広範にその無法を支持する人が増えて、選挙否定派(エレクション・デナイヤー)と呼ばれるまでになっていることが端的に示している。
もはやエレクション・デナイヤーと変わりのない心性をもっていることが明らかとなっているイーロン・マスクが自ら試みたアンケートに従うことはないであろうし、もし本当にTwitterをトップを離れるというなら、かなり本気でTwitterを所有することに早くも飽きたということなのだろうと思う。どっちにしても、イーロン・マスクのような人が、デモクラシーなり表現の自由なり、公平性のごときもの、何かのエクスキューズ以外で向き合いとりくむことなどないのだろうと認識しておきたい。

· · SubwayTooter · 0 · 7 · 13
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