なんでもかんでもBLにすんな論について(前置き)からの、恋愛感情の絶対王政に抗いたい話(本題)
何でもかんでもBLにされるのやなんだよ、な人の中には、単に同性愛を嫌悪する差別的な人とともに、あらゆる感情をぜんぶ恋愛感情で上書きされるのにうんざりしてる人(恋愛至上主義がいやなだけで、他の感情や思想と概ね同列であるか、まあ恋愛感情の絶対王政が敷かれていなければいいよって感じの人)もいる気がするんだけど、どうなんだろうか
件のツイートの人はBLだけをあげていたけど、BLでも百合でも男女カプでもその他(便宜上こうしたまとめ方します、ごめん)でも、2人の熱くて強い関係の種明かしみたいに恋愛感情を使われるのはなんだかな〜と私も思うし
しばらく考えてみて、追加と補足
恋愛感情一強にしないぞと躍起になるのは男女の夫婦ゆえなところもあるな 男女が一緒にいるとすぐ付き合っちゃえよ!みたいになるノリや、恋愛感情によって(特に女性キャラが)盲目的になり意思決定の所在が不安定になるのを可愛いとされるノリに抗ってる感じ
逆にマイノリティだと「2人は友達です」という外圧が強いことも多い(つくたべの2人にさえ「友達でいてほしい」って悪気なく言う読者がいるくらい……)から、そちらに抗いたくなるかも
私がここまで話してきたのは主に前者の話だけど、後者の話のほうがマイノリティへの差別感情も絡んでくるので深刻かもしれない なんでもBLにするのいやだな……になったとき、それが恋愛至上主義に食傷気味だからなのか、同性愛に無意識の差別感情があるからなのか、その両方なのか、省みて整理するといいのかもしれん、と思った
今日はここまで 難しいテーマだな…… 暫定でも答え出ないかも