モーニング・ツーの読み切り『画家とAI』のネタバレなので伏せる。このトゥートの上トゥート↑にリンク貼ってあるのでご興味あれば先にどうぞ、善いマンガです。
読み切りの構成として、後半のNO WARは要らないはずだと思って、
切ってしまっても全然通用した。でも入れた。
今、社会的に戦争が匂う世界で、それは有意義なことなんです。この国でもバカが戦争を煽ってる。こういうメッセージは、どれほど甘いとしても希望として嬉しいよ。
なにより、これこそAIにできないことで。イデオロギーを含むことは、AIにできないこと。
これはまさにこのマンガに描かれている、「創作に思想を塗り込む」というやつです。
西洋美術は、過去より政治と哲学とセットなのです。日本ではいつしか切り離されているけれど。
このテーマを日本舞台でやってくれたらな、とちらっと思ったけど、これは西洋美術の思想でもあるので、日本以外のシーンで正しいんだなと思い直した。
モーニング・ツーの読み切り『画家とAI』のネタバレなので伏せる。このトゥートの上トゥート↑にリンク貼ってあるのでご興味あれば先にどうぞ、善いマンガです。2
作中、創作の工程を思索するにあたり、キュビスムなどにも思考を巡らせていて、
それがAIにできないことじゃん。新しい絵の構造を生み出すこと。
この短編自体の物語の作りはものすごく古典的な(いい意味で)のに、AIっていう新概念を入れるだけでこれだけ視点がまた別に開けるの、素晴らしい転換だと思ったよ。「AIのある世界は前提で、じゃあ自分は何をするか?」ということに向き合ったっていう。