https://comic-days.com/episode/14079602755100772321
『【モーニング・ツー読み切り】画家とAI』
近代の西欧と思われるどこか。
画家たちは「ノーム」の存在に怯えていた。技術を学習し、即座に描いてしまう妖精たち。
お人好しの画家モーリスは、ひとりノームに寄り添った。
(そして遠くに戦争が忍び寄る)
大作短編。
甘い物語だと言われればそうだけれど、こういう真っ当なメッセージをすごく、久しぶりにもらった気がした。
モーニング・ツーの読み切り『画家とAI』のネタバレなので伏せる。このトゥートの上トゥート↑にリンク貼ってあるのでご興味あれば先にどうぞ、善いマンガです。2
作中、創作の工程を思索するにあたり、キュビスムなどにも思考を巡らせていて、
それがAIにできないことじゃん。新しい絵の構造を生み出すこと。
この短編自体の物語の作りはものすごく古典的な(いい意味で)のに、AIっていう新概念を入れるだけでこれだけ視点がまた別に開けるの、素晴らしい転換だと思ったよ。「AIのある世界は前提で、じゃあ自分は何をするか?」ということに向き合ったっていう。