フォロー

ガダルカナル島の戦いの初戦、歴戦の精鋭、陸軍最強レベルと言われた旭川の一木支隊が、千人未満で陸軍の参謀本部が立てたむちゃくちゃな作戦を元に、ガダルカナルの飛行場を取り返してこい、と急遽ミッドウェイ作戦の後送られまして。
ところが米軍は凄まじい数の兵士、武器弾薬を既に飛行場に揃えて、機銃の十字放射できる体制でスタンばって日本軍を待ち構えていた。参謀本部はもう頭イカれてるくらいに敵勢力を過小評価して侮り、一木支隊にその人数で飛行場奪還できるからやってこい、と。当然、律儀に命令を守って、一気に全員で飛行場を再占領して奪還する筈が、待ち構えていた米軍の銃火器の凄まじい殺戮を前に衆寡敵せず、ほぼ全滅。それでもえらいさんの参謀は懲りることなく戦力の逐次投入でやられることを繰り返したのは史実の通り。
意思決定の上層部の判断が敵を過小評価して十分な準備と対策を怠り、現場の精鋭を損耗させ続けて事態を更に悲劇的に被害を拡大させるのは、この国の意思決定者のお家芸か。
本来ずば抜けて学校秀才だった陸軍参謀は無能を曝け出してもなんのお咎めもなし。
ガダルカナル的事態は今もまた少なくないかな。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。