きょうの「虎に翼」。男性たちがみずからのトキシック・マスキュリニティを自覚し、謝罪する展開はファンタジーだなあこれが朝ドラの「限界」か……という感想を、つい持ってしまった。枠に求められるイメージもあろうし、簡単には解消しない問題の描写を15分✕5回のフォーマットにはめこむ弊害でもあろう。
さておき、異性愛を押し出す展開は「マジでー?」と首をひねる。異性の登場人物が相手に関心を持つとそれは即ち「愛」であり、「愛」が存在したら(受け手は)なんとなく解決したような気分になる、そういうのは勘弁願いたい。