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「鋏」のオーフェンはサルアの決断を言葉では詰りつつも内心では「仕方なかった面もある」とサルアの立場を慮るようなことを考えている。しかし「未来」では復讐に狂っているのだったら話は早かったと考えており、「仕方なかった」面そのもの、サルアの打算を批判している(といっていいのか?)ことがわかる。
戦争を決断したことを「力の誘惑に勝てなかった。扇動できる機会に扇動した(あのときお前はああ言ったのに!)」と怒りつつ、それが復讐という感情ゆえではなく打算ゆえであったことを、胸の痛みとして感じているわけでありまして。ええ……?

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