依頼仕事とオリジナル曲のどっちもがんばって作るってのは机上の空論、実際は不可能と言ってよい。
それは「依頼に沿った形で提案をする」と「まったく新鮮なオリジナル曲を作る」は思考のベクトルがまったくの逆方向だからだ。
どちらかに神経を注ぐとどちらかが絶対にできなくなる。依頼仕事を多くこなすほど尖ったオリジナル曲が作れなくなり、その感覚を戻すには一曲二曲ではもう厳しい。
例えが難しいんだけど、「今からこの世の誰よりも派手に散らかさなければならない。どうする?」と「できるだけ綺麗に片付けて褒められる努力」ぐらい違うって感じかなあ。
自分の曲で、シーンがどう派手に散らかるかだから。