映画『バービー』のことをあまりフェミニズム映画と思えなくて、それは『ラ・ラ・ランド』を「音楽映画だ」と言われたとき「そうかな〜?」ってなるくらいの違和感。フェミニズムを舞台装置としては使っているけど、本当に言いたいことはそこではなさそう。で私はバービーランドの美術と、バービーが持つ人間に変化することへの渇望と葛藤を描いていてそれは人間界に「ない」ものだし置き換えられるものでもなく、何の比喩もない純然たるファンタジーだと思ったんだけど、辰巳JUNKさんが聖書の再解釈であるというnoteを書いていて結構納得した。