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『コンパートメント No.6』こういう小さな宝石のような作品に出会いたくて映画館に行ってるようなもの。自分たち庶民にとって人生とは、旅とは、他者と交流することとは、について奇をてらわず丁寧に、でも映画として非常に楽しく作り上げたユホ・クオスマネンの手腕はどこかジョン・カーニーに近いものがある。音楽を重要なキーアイテムにするところも含め。思えば『オリ・マキの人生で最も幸せな日』もそういう作品だった

ラウラとリョーハの旅路は、まるで現実世界で出会った『マッドマックス 怒りのデスロード』のケイパブルとニュークスのよう(とはいえファーストコンタクトのアレは絶対にナシ)。公開館本当に少ないのがとても惜しい。でも多くの大人に見てほしい

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