『ザリガニの鳴くところ』原作未読。割と指摘されている、自然児というか自然そのもののカイヤに清潔感がありすぎるという点はもっともだけど、生存のためのすべの行動が、湿地とそこに住む生き物から学んでいることがセリフではなく所作でわかるところでアリとなった。自然はカイヤを汚す存在ではないということかと。あと変な騎士道精神と支配欲がゴッチャになってそれが暴力に繋がってしまう男のクソさがリアルで痛い。この感じは男性作家がなかなか描けないバランス
あと結末が違っていたら個人的評価はかなり変わったと思う。ナウシカと、サツキとメイの父親が人生のパートナーとなったら最後ああするのが自然。二人が子供を作っていない(ように見えた)のも納得