『グイン・サーガ 11 草原の風雲児』
栗本薫著、ハヤカワ文庫 1982年9月発行
表紙はスカール。レムスがパロ奪還のためにリンダとともにアルゴスを出立。グインは己自身を探しに北方へ、イシュトヴァーンはリンダとの約束を胸に南方へと向かう。物語冒頭からいっしょだったメインの4人がここで別れる。一方、草原の風雲児スカールは、2万の軍勢を率いて、誰も夢想だにしなかった奇策、天山ウィレン山脈を突っ切るルートを進む。この巻から「第三部戦乱篇」なのだけど第二部の続きなので16巻までひとまとめにした方がよかったんじゃないかなー。ともあれクライマックスへと向かうワクワク感がすごい。
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